授乳や床座りがつらい日に
座る前に、
支えをひとつ。
背中、腕、足元。
我慢する前に、座る場所を見直そう。

授乳の途中で前かがみになり、終わるころには肩や腰がつらい。床で遊び相手をした後、立ち上がると痛む。そんなときは、座り方を我慢して保つ前に、座る場所と支えを見直します。
痛みの原因を姿勢だけで決めつけず、強い痛みや続く症状は医療者に相談してください。
1. 授乳を始める前に、支えを用意する
赤ちゃんを抱いてから物を取りに行かずに済むよう、使う椅子やクッションを先に準備します。
- 背中:背もたれに体を預けられるか確認する。必要ならクッションで支える
- 腕:肘掛けやクッションを使えるか確認する。赤ちゃんを支える腕が無理な位置にならないようにする
- 足元:足が浮くなら、安定した足台などを使えるか確認する
NHSの授乳姿勢の案内でも、肘掛けのある椅子やクッション、足元の支えが紹介されています。帝王切開後など、お腹の傷に負担がかかる場合は、別の姿勢が合うこともあります。NHS:授乳姿勢
クッションを足すときも、赤ちゃんの顔や呼吸を妨げないことを優先します。抱き方や乳房への含ませ方が分からない、授乳で痛む場合は、助産師や母乳外来で実際の姿勢を見てもらってください。
支えを足しても痛みが増す場合は、その使い方を続けません。赤ちゃんを抱っこひもに入れたまま授乳しないでください。
2. 床座りがつらい日は、過ごす場所を変える
子どもが床で遊ぶ間、同じ場所に座り続ける必要はありません。子どもの月齢や動きに合う安全な遊び場と見守りを確保したうえで、自分の座る場所を選びます。
- 床から立つのがつらいなら、見守れる位置の椅子を使う
- よく使う物は、無理にひねったり身を乗り出したりせず取れる場所に置く
- 一人で動くのが難しいときは、抱き上げや物を取る動作を家族に頼む
「あぐらならよい」「左右対称ならよい」と一つに決めず、その姿勢で痛みが増えないか確認します。椅子やクッションを買う前に、今ある物で変えられるところから試せます。
薬や小さな物、熱い飲み物などは子どもの手の届かない場所へ。自分が取りやすい配置と、子どもの安全は両方確認してください。
3. 授乳や遊びの区切りに、姿勢を変える
日本整形外科学会は、肩こりの予防として同じ姿勢を長く続けないことを挙げています。日本整形外科学会:肩こり
日常の区切りに確認を入れる方法があります。
- 授乳が終わったら、赤ちゃんの安全を確保してから座り直す
- 遊びが切り替わるときに、椅子や支えの位置を見直す
- 次の家事へ進む前に、痛みやしびれが出ていないか確認する
赤ちゃんを抱いたまま急に立つ、体をひねる、無理なストレッチをする必要はありません。
座り方だけで対処せず、相談したいとき
痛みが強い・悪化する・生活に支障がある、しびれや力の入りにくさがある場合は、整形外科や産婦人科などに相談してください。授乳中の乳房・乳首の痛みや、授乳の難しさは助産師や母乳外来へ相談できます。
「座って何をすると痛むか」「いつからか」「傷の辺りか、腰や脚か」を伝えると、困っている場面を説明しやすくなります。相談のために痛む動作を繰り返す必要はありません。
胸の痛み、息苦しさ、失神、急な大量出血などがあるときは、姿勢の工夫で様子を見ず、すぐに医療機関へ連絡してください。緊急の場合は119です。CDCは妊娠中から出産後1年以内の緊急症状を案内していますが、出産から時間がたっていても、こうした症状を放置しないでください。CDC:緊急の警告症状
次に座る前に、一つだけ準備する
背もたれのある椅子を選ぶ、クッションを手元に置く、物の置き場所を変える。次に座る場面に合わせて、一つ準備してみてください。痛みがある場合は、道具を増やすより相談を優先します。
抱っこや家事の分担は肩・腰の負担を減らす工夫へ。道具を検討中ならMOGUママソファを選ぶ前の確認(広告/PRを含む記事)、骨盤まわりが気になる場合は骨盤ケアを選ぶ前の確認も読めます。
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座り方の個別指導や治療を行う講座ではありません。
一般的な情報であり、診断や治療の代わりにはなりません。物の配置や区切りの例はmafeeの編集提案です。医療者からの指示を優先してください。参考情報確認日:2026年10月22日。
