自分の時間がほしくて早めにアラームをかけたのに、起きたらもう朝ごはんの時間。自分が起きると、子どもも起きてしまう。
朝活ができない日は、さらに早起きしようとする前に、朝にやりたかったことを、別の時間に少しだけできないか考えてみませんか。
読みたかった本を1ページ開く。自分の考えをメモする。飲み物をゆっくり飲む。この記事では、睡眠を削らず、今の生活の中で試せる場面を探します。
朝以外で試すための3つの手順
- 朝にしたかったことを一つ選ぶ。
- 日中や夕方に、短く試せそうな場面を探す。
- 途中で呼ばれたときの終わり方を決めておく。
まとまった時間を作れなくても、本なら1ページ、メモなら1行から。見つからない日は、予定を増やさず休んでかまいません。
朝しかないと思ってしまうのは、夜も使えないから
夜、子どもが寝たあとに何かしようと思っても、いっしょに寝落ちする日があります。起きていても、家事が終わるころには何もする気になれない日もあります。
夜が使えなければ、「残っているのは朝だけ」と考えるのは不自然なことではありません。ただ、夜の予定をそのまま朝へ移すと、起きられなかった日に、やりたかったことがぜんぶ消えたように感じやすくなります。
寝落ちして時間そのものが消える夜については、寝かしつけで一緒に寝落ちしてしまうママへで、寝室へ行く前と翌朝のつなぎ方を扱っています。
起きてはいるけれど、夜に何もする気になれないときは、寝かしつけ後、何もする気になれないママへから読めます。
どちらにも近くない日は、このまま次の三つを見てください。
確認①|朝活で、何がほしかった?
「早起きしたかった」と考える前に、早起きした先で何をしたかったのかを見ます。次のうち、いまの気持ちに近いものはどれでしょう。
- テレビや話し声のない、静かな時間
- 家族の予定より先に、じぶんで順番を決められる時間
- 途中で呼ばれにくく、一つのことに触れられる時間
- 読みたかったものや、考えたかったことへ触れる時間
ここで選ぶのは、理想の朝ではありません。じぶんの時間に、何があればうれしいかです。
たとえば、本を一冊読み終えたかったのではなく、数ページでもじぶんが選んだものを読みたかったのかもしれません。手帳をきれいにまとめたかったのではなく、だれかの予定を入れる前に、じぶんの考えを一つ書きたかったのかもしれません。
近いものが二つあっても、いまは一つで十分です。選べない日は、「まだ決めない」として次へ進めます。
確認②|その条件は、朝以外のどこにある?
次に、一日の理想的な予定表を作るのではなく、いまの生活ですでに起きている場面を見ます。
たとえば、洗濯機が止まるのを待っているあいだ。子どもの用事が始まる前の待ち時間。家事の途中で、いったん手を止めても困りにくい場面。子どもが一人で遊び、近くにいながら少しだけ別のものへ目を向けられる場面です。
その時間に、確認①で選んだことができそうでしょうか。
- 静かさがほしいなら、音を足さずに飲み物を一口飲む
- 順番をじぶんで決めたいなら、次にすることを一つだけ選ぶ
- 途中で呼ばれにくい時間がほしいなら、待ち時間に開くものを一つ決める
- 読みたいものへ触れたいなら、次に読むページを開いておく
実際にできるかどうかは、その場の状況によって変わります。「毎日この時間」と決めなくても、置けそうな場面を一つ見つけるところまでで終えてかまいません。
毎日同じ時刻にできなくてもいい
「毎日15時」と決めるより、「洗濯を待つ間」「家族に見守りを代われたとき」のように、試せそうな場面を一つ持っておく方法もあります。
子どもの見守りが必要なときはそちらを優先します。必ず空く時間を探すのではなく、余裕のある日に使える候補として考えてください。
音を入れる場面は、周りの確認を先にする
手は使っていても、耳なら使えそうな場面もあります。ただし、どの家事でも音を入れてよいとは限りません。
運転中や道路を歩くとき、入浴中、子どもの見守りが必要なときなど、周りの音や様子を確かめる必要がある場面では、音を入れないほうを先に選びます。強い眠気があるときも、作業を続けるための方法として音を使いません。
医療者から睡眠や服薬、生活について個別の指示を受けている場合は、その指示を優先してください。
確認③|どこまでできたら、今日は終わりにする?
じぶんの時間を、長さや成果だけで数えると、途中で呼ばれた日は「できなかった日」になりやすくなります。始める前に、どこまでなら今日の一回にするかを決めます。
- 次に開くページが分かるようにして、本を閉じる
- 考えたことを一語だけメモする
- 読むものを選ぶところまでで終える
- 朝以外にできる場面を決めるところまでで終える
最後まで終わらせるための決まりではありません。途中で止まっても、次に何をするかが分かれば、また同じことを最初から考えずにすみます。
じぶんの時間そのものを、もっと広く探したい人は、自分の時間がないママへもあります。
朝に置けない日も、じぶんの時間をゼロにしない
読みたいものはある。でも、本を持って開ける時間は見つからない。そんなときは、手ではなく耳を使える場面があるかだけを確かめます。
周りの音や子どもの様子を確認しなくてもよく、耳へ音を入れてもよい場面が見つかった人には、Audibleを始める前の5つの確認があります。
※リンク先の記事には広告を含みます。
これは「忙しいママなら使ったほうがよい」という話ではありません。耳を空けておく必要がある人や、音を入れたい場面が見つからない人は、リンクを開かなくてかまいません。
本を読むこと以外にも、じぶんで選びたいことはあります。何をしたいのかがまだ決まっていない日は、商品や方法を探す前に、確認①へ戻って一語だけ選びます。
今日の一歩|二つだけ残す
紙かスマホへ、次の二つだけ残します。
- 朝活でほしかったことを一語
- 朝以外にできそうな場面を一つ
たとえば、「静かさ/洗濯の待ち時間」「読む/送迎後の待ち時間」のように書きます。今日、実行する予定まで作る必要はありません。
置けそうな場面が思い浮かばない日は、二つ目を「まだ決めない」とします。またあした、選べばいい。
よくある迷い
朝以外にも見つからない日は?
その日は、確認①の一語だけ残します。できる場面まで決められなかったことを、早起きの失敗に重ねる必要はありません。生活の流れが違う日に、もう一度候補を見ます。
また朝に試してもいい?
朝にやること自体をやめる必要はありません。朝だけに決めず、起きられなかった日に選べる別の場面も持っておく、という考え方です。睡眠を削る方法や、眠気を押して動く方法は、この記事では提案しません。
途中で子どもに呼ばれたら、じぶんの時間にならない?
途中で終わっても、その時間にじぶんで選んだものへ触れたことまで消えるわけではありません。確認③で決めたところへ印をつけ、次に開くときの迷いを少なくします。
もし、じぶんの時間より先に「子どもと外へ出る準備」が重くなっているなら、産後、外出が億劫になったママへ|出かける前の準備を3つ減らすで、出発までに決めていることを一つずつ減らす方法を扱っています。
まとめ|じぶんの時間は、早起きできた朝だけにない
朝にじぶんの時間を置けなかったら、まず朝活でほしかったものを一つ選びます。次に、その条件を朝以外のどこへ置けそうかを見ます。そして、今日はどこまでできたら終わりにするかを決めます。
子どもより早く起きられた朝だけが、じぶんの時間ではありません。朝に置けなかった日は、ほしかったものを、その日の別の場面へ移せないか考えます。
つらさの種類から別の記事を選びたいときは、子育て中、自分のケアは何から始める?へ戻れます。
